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令和6年度 第30回「冬季合同例会」結果

 2025年2月9日(日) 令和6年度 第30回「冬季合同例会」が栃木県文化会館3階第一会議室にて開かれました。 県内8支部及び個人会員からの応募総数55名、約162点の中から金賞に輝いたのは郡司則子さん(那須支部)の作品「鏡のふたり」でした。 おめでとうございます。

審査員の関東本部委員 高塩定男さんの総評及び上位10点の作品と講評を掲載いたします。

審査員: 関東本部委員 高塩定男氏

総評 : 今回様々な作品を見せて頂き、撮影者の意図することや伝えようとしていることが、すぐに解るものと理解に少々時間を要するものがあったように感じました。自分なりの考え方を写真で表現していく、という日頃の「思い」を大切に日々精進していただければ、と思います。上位の作品は、明確に作者の主張が見てとれました。今回、私が選ばなかった作品のなかに、他のコンテストに出せば良いと思うものが多数ありました。ぜひ、トライしてみてください。

 

淡い情景のなかに、泣きじゃくっている赤シャツの子供がまるで二人いるかのような鏡のマジック効果で、表情がよくでています。心に余韻を残す作品です。

Excellence ! 髪の毛、服、帽子に全体的な動きを感じます。女性のポーズのよいところを捉えました。

朝靄のなかで電車を待つ2人が、今日一日の始まりにあたり話し合っている様子が伺われます。

LED電飾の世界に、電車のライトと車内の郷愁を誘う灯りがバランス良く配置され、これから夢の中へ出発進行!

石仏とサギが仲良く記念撮影しているような、ユーモアたっぷりの作品です。

日本の原風景を見ているような感じがしました。太鼓と人物とのバランスがよく、モノクロで表現することで作品に締まりが出ています。

大胆に切り取られたダルマの目が、眼をひきます。また、頭上のキテイちゃんも現在を感じます。

草履、躍動感溢れる舞い、飾り物の影を大胆に切り取り、3枚の組み方が素晴らしい作品です。歴史ある祭りの存続を心から願いたい。

店番の男性とお祭りに来た子供の関係を、題名がピツタリ表わしている。買うのか買わないのか、ご想像にお任せですね。

都会の中にこの様なゆったりとした空間が存在するとは、驚きました。光と影と空間を上手く表現できています。全体の色具合、人のバランスも良いです。

「よーいドン」湯口忠雄 佐野支部

「名月」相澤一男 烏山支部

「火の鳥 注意」伊藤辰明 那須支部

「神事の光芒」島田繁男 高根沢支部

「未来への足跡」石川義一 那須支部

「満月のささやき」瀬戸清次郎 那須支部

「帰りを忘れて」吉田文彦 横川支部

「母の愛(サンコウチョウの雌」八木橋裕司 足利支部

「ナイトクイーン」國保清子 横川支部

「大雨警報発令」新井辰男 足利支部

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