2026年栃木県朝日フォトグランプリ 最終結果 (2026/6/23(火)朝日新聞栃木版に上位作品が掲載されます)

 2026年栃木県朝日フォトグランプリに多数ご応募頂きましてありがとうございます。2026/6/7(日)、栃木県文化センター第4ギャラリーB・Cにて写真家・ハービー山口先生による最終の公開審査が行われ、グランプリ以下各賞の結果が決まりました。多数の応募者が見守る中、ハービー山口先生が軽快なトークを交えながら最後まで悩まれて決定した瞬間、ハラハラドキドキで審査を見学していた多数の観客からは拍手が起こりました。 また、グランプリ以下の各賞が決定した後にはハービー先生によるミニトークショーが行われ、駆け付けた約300人の方からはとても楽しかったと大好評でした。

6月8日(月)から6月13日(土)におきまして同会場にて展示会が開かれ、約400名の来場者が訪れました。梅雨に入り天候の不安定な日々もありましたが、多数の方々にお越し頂きました。

 6月13日(土)午後2時より第一会議室にて表彰式が行われ、グランプリの小倉さん、知事賞の黒崎さん、U18最優秀賞の森本さんの代理受賞コメントを頂き、展示会も盛況のうちに終了することができました。

 ハービー山口先生先生の作品別講評と各カテゴリー上位作品の作品をアップいたします。受賞者の皆様、おめでとうございました。

講評 : 画面左のお面の存在と遠景の神輿の構図が素晴らしいですね。その偶然に神輿を担いでいる人達が転んでしまったという偶然が重なり、とても稀な瞬間を捉えることが出来ました。作者の構図の狙いと偶然が重なった傑作に成りました。

講評 : 幻想的な写真です。空を横断している光跡は人工衛星でしょうか。最も目を惹いたのは、暗闇の中、蛇の様に見える水に映った蛍の光跡です。こうした偶然にも恵まれるのは作者の日頃からの努力の賜物ではないでしょうか。比較明合成によるドラマティックな風景です。

講評 : 同世代の高校生をモデルにしたポートレイトですが、顔に当たる光の使い方が巧みです。蛇目傘と和服?の演出も効果的です。あとは瞳に物語とか感情を引き出せたら、また違ったポートレイトになるでしょう。

講評 : 色味が違うおびただしい数の葉っぱが作る風景が、印象派の絵画の様に見えてきます。光と色と作りだす見事な光景を写真として記録しました。自然の美しさを崇める作者の心も写っているのだと思います。

講評 : 電車内からトンネルの光を運転席か車掌席のガラスの反射像を重ねた撮影です。撮影者の顔の部分にトンネルの光がオーバーラップして面白い構図になりました。社内の光景も良い感じに写っています。

講評 : これも比較明合成による画像ですが、住宅地という背景と雷が轟く空とのコントラストが素晴しいです。この背景が森とか山などの自然背景だったら、このドラマは生まれてきません。何が組み合わされているのかで、結果は大いに変わってきます。

講評 : 居酒屋さんの前でのある光景に心打たれました。年齢を重ねてもお元気で笑顔が溢れているこのお二人に、人の幸せの一例を見た思いがします。一言では語れない、それぞれの悩みを乗り越えて、この瞬間があるのですね。

講評 : 大自然の中、中央の岩山の頂上に登山客が手を広げて立っている姿が小さく写っています。転げ降りない様に祈るばかりですが、この人間の存在感が、この写真の魅力の全てです。

講評 : 滝行をする修行の姿。白くシンプルな光が故に幻想的な雰囲気を作り出しています。ズームによる効果でしょうか、大成功しています。

講評 : 暗闇の中に羽の形が美しい鳥の姿。光の美しさも手伝って神々しいこの鳥の左右対象な形が際立っています。モノクロという手法が形と光りを強調するのに役立っています。

講評 : 口と炎の距離感が見事な瞬間です。緊張感と光りが作る幻想的な美しさが重なりあった一枚です。アップで撮ろうとした作者の狙いが見事に結実しました。

講評 : この地表の質感には凄く好奇心をそそられます。飛行機からの撮影でしょうか。川の様な曲線と青い部分は水ですか。あるいは全く違う物体の一部の様にも見えます。摩訶不思議な物事が世界にはあるものです。

講評 : 満開な桜の下で若者がジャンプして写真を撮っています。西陽でしょうか、彼女たちの影が地表に落ちています。遠い所まで、楽しい声が届いてきそうです。画面の左にバックなどが置かれているのが見えていて、リアリティーを加えています。私たちの心をポジティブにしてくれます。

講評 : 美しい空が湖面に反射している幻想的な風景です。そこに朽ちた船が浮かんでいます。水草に囲われいつしか船の形も朽ち果て湖底に沈み大自然に戻ります。この船と違って空や湖はもっともっと長く存在していくでしょう。大自然と人工物のコントラストが読み取れます。

講評 : 右端の赤ちゃんと左にはゲームをしている3人の子供たち。滑り台も含め、幸せな家庭の一場面が印象的です。散漫になりがちな家庭内の光景を上手く作画しています。近景と遠景を組み合わせた構図が上手いです。

講評 : コメントによると、ただならぬ状況に置かれた鳥の表情です。ストロボかスマホの懐中電灯の光なのか、ストレートな光が臨場感を生んでいます。平和な光景もそうではない場合の光景も現実の中に存在しています。双方を正く認識することが私たちには必要です。

講評 : 雨上りの夜、ヘッドライトと横断歩道、信号、街灯が不思議な風景を作りだしています。タイトルの様にバンクシーの絵の様で、上手く様々な要素を組み合わせています。

講評 : トンネルを走る車の助手席からのショット。不思議な感じにブレていて、さらに広角レンズによるディスト―ションが上手くミックスしてダイナミックな写真になりました。

講評 : 蒸気の量に圧倒されますし、おばあちゃんの表情を低いアングルから上手く捉えています。家族のために美味しいものを作ってあげようとしているお人柄が伝わってきます。それを理解している作者の心が見て取れます。

講評 : 紙飛行機を飛ばそうとしている子供の楽しそうな表情が良いですね。特に目立ったことは、狙わずに、あくまでも自然なもので構成したことが素直であり好感が持てます。

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